EZORIS(エゾリス)ショップでは皆様に気軽に使っていただけるWEBアプリケーションをご提供しています
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有限会社ホクシス
カスタマイズについて
カスタマイズとは 
カスタマイズとは、お客様のご要望に応じて固有の機能を追加したり、既存の機能を変更したりすることです。
お客様の業務は会社ごとに千差万別。大きな機能で見るとほぼ同じですが、細かな点で見ていくと同じものはほとんどありません。業務システムはお客様の業務のために使用するものですから、業務に合わせてカスタマイズが必要になることは多いです。
お客様の会社には、いままでの歴史の中で培われたその会社独自のやり方がたくさん詰まっています。どうやって商品を作っていくか、どのようにお客様へのサービスを行なうか、いかに効率よく業務をこなしていくか、というノウハウを作り上げてきているのです。
システム導入に伴っていままでの業務のやり方を見直していくのもよいことですが、変えられない(変えない方が良い)ものもたくさんあるはずです。
であれば、それに合わせてシステムを手直しすることが必要になります。
システムはお客様の道具の一つです。使い勝手が良くなるように、自分たちのシステムを工夫していくことも、お客様の資産になります。
どうカスタマイズするかを決める 
カスタマイズを行う場合に、思い付きや使う方の意見だけで行なっていくと、コストがかかる上にかえって使いにくいシステムになることがあります。
理由は、要望は「自分の使う部分、担当する部分だけを考えて」出てくるものだからです。
システムはたくさんの方が利用します。データを参照する方、データを入力する方、システムをメンテナンスする方、などなど。
同じシステムでも、使う方の立場が違えば求めるものはおのずと違ってくるはず。色々な意見を聞いたうえで、全体を見わたしてから、どの部分をどうカスタマイズをするかを決めましょう。
要望をまとめる際には、システム開発会社に相談することもお忘れなく。たくさんのシステムを開発してきた会社なら、お客様の要望とそれに対する解決案、そして実際に行ってどうだったのか、のノウハウを持っています。

また、カスタマイズを行う場合は、いくつかの段階に分けて行いましょう。一度にすべてを行なうことは時間やコストの問題で無理でしょうし、実際に変更してみると新たな問題点が見えてくることもあります。段階を踏んで進めていただくことをお勧めします。
将来の方向ははっきり定めたうえで、今回はここの部分だけ、というようにしていくと長い目で見たときにとってもうまくいきます。
「大きく考えて、小さく始める」これがカスタマイズのコツです。
セキュリティにも考慮 
カスタマイズを進めていくと、重要なデータ(顧客データや社内の重要データなど)をサーバに置いておく必要が出てくることがあります。
WEBのシステムは、もともと世界中からアクセスできるように作られているものなので、外部に見せなくするにはそれなりの対応が必要になります。
たとえば、
・サーバへのアクセスをID/パスワードで制限したり、
・アクセス元のIPアドレスで制限したり、
・通信内容が漏れないようにSSLで暗号化したり、
・重要なデータへアクセスできる方を権限によって制限したり、
・誰がどのデータにいつアクセスしたかを細かくログに採ることで不正アクセスさせないような抑止力にしたり、
など、様々な方法はありますが、一番の問題は人の「パスワード管理の甘さ」です。いくらシステムで頑丈な壁を作っても、入り口のカギを盗まれてしまうと、そこから簡単に侵入されてしまいます。盗む方もよくわかっていて「入り口のカギを盗もうと」しますから、担当者の意識を高めていかないと情報漏えいは防げません。
EZORISでもID/パスワードでの制限やSSLの利用は可能ですし、IDによりアクセス制限やアクセスログ採取の仕組みもありますので必要に応じてご利用いただけます。
ですが、まずは重要なデータをサーバ上に置かない方法を考えてください。

サーバ上にデータがなければ盗めません。これが一番安全です。必要最低限のデータ項目だけをサーバに置き、他は社内の基幹DBに置いておく、必要に応じてWEBのデータと基幹DBとを突き合わせることで業務を進めることもできるはずです。
カスタマイズを効率的に行うために 
EZORISは、基本パターンを利用していただくことで「すぐに使える、コストが下がる、品質を確保できる」を実現しています。カスタマイズする場合にも、基本パターンを利用していただくことで「時間、コスト、品質」を確保できます。
ただ、基本パターンは利用方法によりいくつかありますので、最終的な目的に合ったものを選んでいただく必要があります。
ここでいう「目的に合った」というのはシステムの構造が最終的に求めるものとあっているかどうかということで、
予約受付だからWEB予約受付のパターン、というような言葉上のお話ではありません。
システムは、目的によって
1.データの持ち方
2.処理の仕組み
が大きく異なります。
逆に言うと、パターンの選び方を間違えると、
・(最初は問題なく使えても)カスタマイズしていく上で、修正する範囲が大きくなる
ということになってしまいます。カスタマイズの範囲が大きくなるということは、コストもかかりますし、開発にかかる時間も長くなります。また、独自開発部分が多くなることで新規のバグが発生する確率も高くなります。良いことはあまりありません。

このためにも、最終的なイメージをしっかり把握したうえで、ご相談いただくことをお勧めいたします。最終的なイメージがまとまらない場合には、まとめるためのご相談もお受けいたしますのでお気軽にご相談ください。