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データセンターって、どういうもの? 
WEBシステムの運用にはWEBサーバーが必要です。
WEBシステムは24時間365日の稼働が必要とされるため、サーバーはデータセンターに置くことが一般的となっています。
では、データセンターとはどのようなところなのでしょうか。
データセンターはどこにある 
データセンターは、サーバー(コンピュータ)を設置・運用することに特化した施設の総称です。
基本は建物ですから、結構あちこちにあります。東京にもありますし、九州や北海道にもあります。なるべく地震が少ないところが良いのですが、日本ではどこでも地震の危険はありますし、リスクは地震だけではないので、場所はあまり関係ないのかも知れません。
データセンターは割と低い建物です。(2,3階建てくらい - 高層ビルは地震に弱いです)また、窓がほとんどありません。(建物内を一定の温度に保って、サーバーの稼働を保証するためです)
ですので、外から見るとコンクリートの塊みたいな外観になります。最近は、外観にも気を配るところも増えているようで、おしゃれな建物もあります。あまり無機質な建物だと、そこで働く方のモチベーションにも影響するようです。
データセンターの中に入ると 
データセンターはサーバーの保管場所ですので、誰でも入れるわけではありません。
入り口には受付があって、ここで手続きしないと入れませんし、認証用のセキュリティカードを受け取って、初めてその奥にあるサーバールームに入室できます。
サーバールームは、文字通りサーバーが保管されているところです。
サーバーはラックと呼ばれるサーバー専用の棚に格納されています。
大きさは、大型の家庭用冷蔵庫くらいです。(奥行きは冷蔵庫より長いです)
データセンターのサーバーは、ラックマウント型サーバという、ラックに格納しやすいように作られた「薄っぺらい」サーバーです。1Uとか2Uなどの大きさのものが多いです。(1Uは高さ約45mm×幅約600mm×奥行き約540mm)薄くても、幅や奥行きは結構あります。
このサーバーがたくさん詰まったラックが、ズラッと並んでいるのがサーバールームです。
安定的にサーバーを稼働させるためには 
サーバーを安定稼働させるために必要なのは、電源とデータ回線です。
安定稼働の対策は色々ですが、電源は複数の系統(複数の変電所から供給を受ける)ことはもちろん、万が一に備えて地下には非常用発電設備、各ラックには無停電電源装置(いきなり電気が落ちても安全にサーバーを停止させる大きな電池:大きさの割にすごく重たいです)が備えられていたりします。
データ回線も複数の回線を用意しているところが多いようです。
それ以外にも、一年を通じて温度を一定に保つための空調や、素早くメンテナンスするための高い床下スペース、たくさんの配線を整理するための仕組みなど様々な工夫がされています。
サーバールームは単なる部屋ではありません 
サーバールーム内は撮影が禁止されています。写真をお見せできないのが残念です。(ネットで探せば画像はありますので、ぜひそちらを参照してください)
私たちの想像以上にセキュリティはしっかりしていて、さすがに「信用で商売をする業種」は違うなぁと感心させられます。
また、ホコリ対策なども気を配っていて、サーバールームに入るために、一人づつエアーシャワーの部屋を通らせるところもあります。(もちろん、中での飲食は禁止。タバコなんて吸えません。)
私も契約しているデータセンターの中を見学させていただきましたが、必ず担当者が私の後をついてきていました。勝手にサーバをいじらせないために監視されていたんですね。
そりゃそうです。サーバーの中には、お客様の大切なデータがぎっしり詰まっているわけですから。
サーバーとみなさんをつなぐのは一本の線 
みなさんの会社のホームページや、よく利用しているオンラインショップのシステムなどもこのようなサーバー上にあります。もちろん、個人のデータなどもサーバーに保管されています。
このサーバーからインターネットの線が出ていて、これで世界中のパソコンとサーバーがつながっているわけですね。
一本の線だけで、これだけ広い世界とつながっているのかと思うと、感慨深いものがあります。




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