ホームページへの集客として一般的なSEO対策ですが、ここでて「ブログを書くこと」について述べてみようと思います。

Googleなどの検索サイトでは「利用者の求めている情報をいかに提供するか」を考えていますので、いわゆるSEO対策だけで検索順位を上げているようなサイトは排除しようとしています。(利用者のためにならないからです)
こう考えると、SEO対策を目標にするのではなく、利用者にとって有益な情報をいかにたくさん提供するかを考えることが、最終的な集客につながる近道になると考えたほうが良いでしょう。

利用者への情報提供として有効な方法にブログがあります。
自社の商品やサービスについてだけでなく、業界の事情や商品利用の事例、商品に関連する記事などについてわかりやすく内容をまとめて提供できるためです。
提供側にとっては常識的な事柄でも、一般の方は意外と知らないものです。「なるほど」とか「そうだったのか」と感じていただける記事があると、そのサイトの信用性はぐっと上がります。サイトの信用は、提供会社の信用性につながりますし、提供している商品やサービスに対する信頼度も上がります。
ブログのページへのアクセスが増えたからと言って、商品がよく売れる、という直接的な効果につながるとは限りませんが、間接的な効果は確実にあると言えるでしょう。

ブログを書くという作業は結構手間のかかるものです。
ネタを探すことも大変ですし、文章にまとめるためにはそれなりの時間もかかります。最初のいくつかの記事はわりと簡単に書くことができると思いますが、続けていくのはとても大変です。このため、ある程度の記事を公開した後はそのままになっているサイトも多いようです。

ブログを書く場合には、まずテーマ(話のネタ)を決めますが、大きなテーマにしてしまうと書きたいことがたくさんあって内容がなかなかまとまりません。
記事も長文になりがちで、読む方にとっても疲れます。
こういう場合には、テーマをいくつかに分けましょう。
ブログは記事をたくさん書くことが重要ですので、なるべく小さなテーマについて簡潔にまとめることが重要です。ネットで検索すると、たくさんのブログがありますので、参考にしてください。

小学生の頃に、学校で作文を書いた(書かされた)記憶があると思います。あまり楽しい記憶ではない方もいらっしゃると思いますが、基本的にはこれと同じです。
ただ、小学生の時と異なるのは、あなたがすでにたくさんの経験を積んできていることです。いままでの仕事の経験を振り返ってみると、色々なことがあったと思います。これらはすべてブログの「ネタ」になります。
小さなことでもよいので、そのことについて感じたこと、考えたこと、もらったアドバイスやクレーム、その後の仕事に役立ったことなど、を文字にしてみるとよいと思います。最初からきれいな文章はできませんので、とりあえず書いてみて、読み返しては手を入れて、ということを繰り返していくことでかなり立派な文章になります。
これを続けていくと、ひとつの文章を書きあげる時間もだんだんと短くなりますし、仕上がりも良くなっていきます。(人間の能力ってすごい、と実感できると思います)

仕事が忙しいから、書いている暇がない、と言って逃げていませんか?忙しい人ほど話のネタはたくさん持っているものです。(本当に「仕事で忙しい」なら、という条件付きですが)
ぜひ少しづつでもご自身で書いてみてください。